カラスは、フィレンツェにてエーリッヒ・クライバーの指揮で《シチリアの晩鐘》のエレーヌ役を歌う。この舞台で大成功を収めたカラスは、12月7日のシーズン幕開けを同役で飾るようスカラ座に招かれ、1952年1月まで11回出演する。